この章では、Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 の構成ファイルについて説明します。ここでは、構成ファイルの各セクションとオプションのフォーマット、およびその意味を説明します。
構成ファイルの編集は手動で行うこともできますが、構成ツールの tlclbconfig を使用することを強くお勧めします。この tlclbconfig は使いやすいインターフェイスを提供するだけでなく、構文が正しいかどうかを確認するために構成ファイルの整合性のチェックも行います。構成ツールについては 第4章 を参照してください。
![]() | Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 の構成ファイルのフォーマットは、前のバージョンである Turbolinux Cluster Server と下位互換性があります。よって、すでに定義した構成ファイル(/etc/clusterserver/clusterserver.conf)がある場合は、そのファイルをコピーして使用することができます。 |
主要な構成ファイルは、/etc/clusterserver/clusterserver.conf です。Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 の関連ファイルはすべて、 /etc/clusterserver ディレクトリに保管されます。このディレクトリには、サンプルの構成ファイル、CMC が使用する SSL 証明書、およびライセンスファイルのサブディレクトリも含まれます。 ライセンスファイルは、 /etc/clusterserver/.licenses ディレクトリに保管されています。
構成ファイルは、Apache 構成ファイルに似ています。構成ファイルには、クラスタ全般に適用されるグローバルセクションと特定のサービス、サーバー、およびクラスタを設定する個別のセクションがあります。
構成ファイルはプレーンテキストで、フォーマットは非常に自由な形式です。1 行に特定オブジェクトのすべての設定を配置する必要があるセクションを除いては、文字間隔も意識する必要はありません。また、シャープ記号(#)で始まる行は、コメント行として無視されます。キーワードは大文字と小文字を区別しませんが、セクションはこの章に出てくる順序で記述する必要があります。
以後、この章で説明する「セクション」という用語は、さまざまな機能を指定する構成ファイルのセクションを意味します。以下に、セクションの例を示します。
NAT セクションは、NAT 転送方法を使用する場合の設定を定義します。
Servers セクションは、クラスタにある各サービスノードをリストします。
ATMPool セクションは、ATM とクラスタ自身に関する設定を定義します。