Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 は、既存のシステムを利用してスケーラブルなネットワークサービスを構築するためにコスト効果の高いソリーションを提供します。Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 は、ネットワークの高可用性を維持することが重要な場合に使用できます。また、1 台のサーバーの処理能力を超えて頻繁にアクセスされるサービスを提供する必要がある場合に使用できます。Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 は仮想サーバーを作成して、クライアントからのリクエストは、アドバンスドトラフィックマネージャ(ATM)を経由して負荷分散されます。
Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 と同じ機能を実装するハードウェアソリューションはいくつか存在しますが、多くのソリーションは高価で柔軟性に欠けています。Linux ベースのシステムを使用することによって、ユーザーはクラスタの卓越した制御を行うことが可能です。Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 は ATM 自身の冗長性も可能となっており、他の多くのハードウェアベースのソリューションのような SPOF(single point of failure)が発生することもありません。また、ATM として動作させるシステムで、サービスを提供することも可能です。
Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 は、ハイパフォーマンスなクラスタソリューションです。トラフィック管理は、カーネル内の非常に低いレベルで行われます。すべての入力トラフィックは、ATM を経由してサービスノードに到着し、出力トラフィックはサービスノードから直接クライアントに送られます。ほとんどの TCP/IP サービスが要求よりも大きな応答を行うため、これは重要な最適化と言えます。
トラフィックの転送に加えて、Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 はネットワークリソースの状態と可用性をモニタすることができます。Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 はすべてのサービスノードを継続して監視し、サービスが適切に実行されているかどうかを検証します。さらに、バックアップ ATM はクラスタ自身が正常に動作しているかどうかを確認するために、プライマリ ATM に繰り返し問い合わせを行います。
多くの一般的なネットワークサービスが、Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 を使用してクラスタ化できます。主要な要件として、サービスは同時に 2 台以上のシステムで実行できなければなりません。ほとんどすべての TCP/IP サービスはそのように動作します。以下に示すサービスが、Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 で一般的に使用されています。
Web サイト(HTTP, HTTPS)
FTP
Email(SMTP, POP3, および IMAP)
News (NNTP)
DNS
Database (DB2, Oracle)
Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 は通常、書き込みが集中するデータベースをクラスタ化するために使用することはできません。サービスノード間にロッキングメカニズムがないため、2 つ以上のサービスノードが同じデータベースに書き込みを行うと、データが破壊されることがあります。データベースをクラスタ化する必要がある場合は、いくつかの方法があります。データベースを参照するのにクラスタを使用し、別のシステムがデータベースへ書き込みを行うのであれば、すべてが正常に動作します。別の方法としては、クラスタ化した Web サーバーの背後でデータベースへアクセスする共有ディスク型、ミラーリング型のクラスタを使用し、クラスタの 2 階層モデルを構成します。また、Turbolinux では、データベースのクラスタ化にも最適な共有ディスク型、ミラーリング型のクラスタ製品もご提供しております。その他のクラスタ製品に関する詳細は、弊社 Web サイトをご参照ください。