クラスタを構成するには、構成ツールを使用する方法と手動で構成ファイルを編集する方法との 2 通りがあります。設定可能なすべてのオプションに慣れるまでは、構成ツールを使用することをお勧めします。構成ツールは使いやすいメニュー駆動型のインターフェイスを提供し簡単に構成ファイルを編集できます。構成ツールはユーザーが入力した情報を取得して、構成ファイルを作成します。また、ファイルを解析して、現在の設定を表示できます。この章では、構成ツールについて詳しく説明します。第6章 では、構成ファイルのフォーマットについて詳しく説明します。
構成ツールを開始するには、2 通りの方法があります。直接開始するには、tlclbconfig を実行します。 もう 1 つの手段は、turboclusteradmin を実行する方法です。このプログラムを実行すると、tlclbconfig の他に、Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 に含まれる他のツールへもアクセスすることができます。
構成ツールで入力する IP アドレスやドメイン名が正引き、および逆引きの両方向で完全に名前解決できることを確認してください。これを行うには一般的に 2 通りの方法があります。1 つはアドレスを DNS サーバーで管理する方法です。通常はDNS サーバーで管理することをお勧めします。 もう 1 つの方法は、アドレスを /etc/hosts ファイルに入力する方法です。以下に、/etc/hosts ファイルのサンプルを示します。
127.0.0.1 localhost 192.168.0.1 atm1.turbolinux.usa atm1 192.168.0.2 atm2.turbolinux.usa atm2 192.168.0.3 node1.turbolinux.usa node1 192.168.0.4 node2.turbolinux.usa node2 192.168.0.100 cluster1.turbolinux.usa cluster |
/etc/hosts ファイルで 127.0.0.1 に関連付ける名前は、localhost だけです。127.0.0.1 が他のホスト名に関連付けられていないことを確認してください。名前解決が正常に行われることを確認し、構成ツールによりクラスタの構成を完了したら、同期化ツール(tlclb_config_sync)を使用して構成ファイルを他の ATM へコピーします。同期化ツールについては 項7.3 で詳しく説明します。 また、Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 をインストールしないサービスノードは、クラスタのサービスノードとして動作させるための設定が必要です。サービスノードの設定については、第5章 で説明します。
turboclusteradmin を開始するにはルートユーザーで次のコマンドを実行します。
# turboclusteradmin |
![]() | turboclusteradmin を最初に実行したときは、構成ファイル(/etc/clusterserver/clusterserver.conf)が存在しないためエラーが表示されますが、そのまま[OK]を選択して設定を続けてください。自動的に構成ファイルが作成されます。 |
![]() | コンソールから turboclusteradmin を起動した場合、標準の表示言語は英語です。日本語で表示するには、miniuni コマンドを実行したあとに turboclusteradmin を実行します。
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turboclusteradmin は、Turbolinux Cluster LoadBalancer 11 で使用される以下の重要な 4 つのツールにアクセスすることができます。
クラスタサーバー設定(tlclbconfig)
コンテンツ同期ツール(tlclb_content_sync)
設定同期ツール(tlclb_config_sync)
新しい証明書の設定(tlclb_certificate)
これらのツールはコマンドラインから直接開始することもできます。また、turboclusteradmin は、いくつかのドキュメントを参照することもできます。

tlclbconfig は、実際にクラスタを構成するツールです。すでに述べたように、このツールを開始するには、turboclusteradmin のメインメニューから[クラスタサーバー設定]を選択するか、次のコマンドを実行します。
# tlclbconfig |
![]() | tlclbconfig を最初に実行した場合は、構成ファイル(/etc/clusterserver/clusterserver.conf )が存在しないためエラーが表示されますが、そのまま[OK]を選択して設定を続けてください。自動的に構成ファイルが作成されます。 |
![]() | コンソールから tlclbconfig を起動した場合、標準の表示言語は英語です。日本語で表示するには、miniuni コマンドを実行したあとに turboconfig を実行します。
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tlclbconfig を開始すると、以下のメニューが表示されます。

行わなければならない設定はそれほど多くはありません。設定は以下のメニューに分かれており、関連する設定項目がまとめて配置されています。
クラスタ化されたサービス
サーバー設定
アドバンスドトラフィックマネージャ(ATM)
仮想サーバー
一般設定
これらの各メニューについては、次の項から詳しく説明します。