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カーネル No. 319

前バージョンのモジュールソースをコンパイルし直す方法


以前のバージョンのモジュールで使用できていた周辺機器が、現行バージョンで使用
できなくなった場合、以前のバージョンのソースコードを使用することも出来ます。

以下は TLW6.0のaic7xxx.oモジュールを、TLS6.1用に作成し直す方法です。

(1) TLW6.0に kernel-source パッケージをインストールしておきます。

(2) TLW6.0の /usr/src/linux/drivers/scsi/ ディレクトリへ移動して、
次のコマンドを実行して、aic7xxx.oのためのソースコード類をtar.gz形式で圧縮
します。

# tar cvfz aic-5.1.28.tgz aic7xxx.*

(3) 同ディレクトリ中に aic-5.1.28.tgzファイルが作成されますので、それを
フロッピーディスクなどに保存しておきます。

(4) TLS6.1システムにも同様に kernel-sourceパッケージをインストールして、
TLW6.0の時のように同じディレクトリ /usr/src/linux/drivers/scsi/ へ
移動します。 その後、元のaic7xxx.oのソースコードを保存しておきます。

# tar cvfz aic-5.1.29.tgz aic7xxx*

(5) フロッピーディスクからaic-5.1.29.tgzを上記ディレクトリへコピーして、
同ディレクトリ中で展開します。元のソースコードは上書きされます。

# tar xvfz aic-5.1.29.tgz

(6) その後、/usr/src/linux/ ディレクトリ以下で、次のようにしてモジュール
を作成します。

# make menuconfig
# make dep
# make clean
# make modules

(7) コンパイルが終了した後は、/usr/src/linux/drivers/scsi/ 以下に
aic7xxx.o モジュールが作成されます。

以上で、モジュールは作成されました。 ネットワーク装置のモジュールなら
/usr/src/linux/drivers/net/ 以下で、サウンド関係なら /usr/src/linux/
drivers/misc/以下での作業になります。モジュールも同じディレクトリ中に作成
されます。

モジュール作成後は、動作テストを行ってください。

# mv /lib/modules/2.2.15/scsi/aic7xxx.o /lib/modules/2.2.15/scsi/aic7xxx.ori
# cp /usr/src/linux/drivers/scsi/aic7xxx.o /lib/modules/2.2.15/scsi/
# depmod -a
# modprobe aic7xxx

以上。


キーワード
modules compile kernel

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Last modified : Mon Sep 04 JST 2000 # 2