HOSTEXCLUDE mycomputer.myisp.comは、そのコンピュータからの全てのリクエストを統計から除外します。
項目が含まれるか除外されるかどうかの規則は、次のようにして決められる。その項目に対する全ての INCLUDE と EXCLUDE は、順番に一つずつ考慮され、適合する最後のコマンドにより、その項目が含まれるか或いは除外されるかが決まる。どの INCLUDE あるいは EXCLUDE コマンドにも一致しない項目は、もしそのコマンドが除外ならば含まれるし、もしそのコマンドが包含ならば除外される。例えば、以下の環境設定
FILEINCLUDE /~sret1/* FILEEXCLUDE /~sret1/backgammon/*,/~sret1/analog/* FILEINCLUDE /~sret1/backgammon/*.gifは、私のファイルだけを吟味しろとプログラムに指示し、次に私の backgammon と analog のファイルは除外するが、最後に backgammon ディレクトリ中の gif ファイルだけを含めるように指示する。一方、
FILEEXCLUDE /~sret1/*/img/*は、私の種々のディレクトリ中の画像ファイルを除いて、全てのファイルを解析する。包含と除外は、幾つでもワイルドカードを使うことができることに注意せよ。
これらのコマンドの完全な一覧は、HOSTINCLUDE と HOSTEXCLUDE; FILEINCLUDE と FILEXCLUDE; BROWINCLUDE と BROWEXCLUDE; REFINCLUDE と REFEXCLUDE; USERINCLUDE と USEREXCLUDE; そして VHOSTINCLUDE と VHOSTEXCLUDE である。
包含と除外は別名を付けた 後に 処理されるので、使用すべき名前は、別名である。( OUTPUTALIAS コマンドがない時には、これは出力に現れる項目名である。)
時には、行がある特別な項目を含まないことがある。これは、その行にその項目用の場所が無いからか、あるいはそのリクエストに対して、ブラウザーがその項目を送らないからである。これらの行を含めるか削除するかは、 INCLUDE か EXCLUDE コマンドに特殊な空の項目を指定することによって可能になる。
USERINCLUDE jim USERINCLUDE ""は、 jim というユーザを含む行と、ユーザが指定されていない行を含めることになる。
もしファイルが、検索語 を含むときには、REQINCLUDE と REFINCLUDE は、やや直感とは異なる振る舞いをする。
適切な OS では、"REGEXP:" または "REGEXPI:" を表現の頭に付け加えて、包含と除外に対して正規表現が使える。これについては、別名の項ですでに相当ページを割いて説明をしたので、詳細については、そこを参照 して下さい。
もし全ての包含と除外について混乱が生じた時には、analog -settings を走らせることによって、あなたが指定したオプションが何を常に意味するかを見ることができます。
FROM 990701 TO 000630この代わりとしては、各成分の頭に + または - を付けて、プログラムが起動された時刻に相対的な時間を表すことができます。この場合には、日にちは2桁以上になることができます。これを使えば、以下のような設定ができます。 Alternatively, each of the components can be preceded by + or - to represent time relative to the time at which the program was invoked. In this case, the date can have more than 2 digits. This allows constructions like
FROM -01-00+01 # 昨年度の明日の日付から TO -00-0131 # 先月の終わりまで (先月が31日なくても大丈夫です) FROM -00-00-112 TO -00-00-01 # 最近16週間の統計 FROM -00-00-00:-06+01 # 最近6時間の統計FROM と TO コマンドに対するコマンドラインの省略形、+F と +T があります。例えば、+T-00-00-01:1800 は、昨日の午後6時までの統計を取ります。-F と -T は、FROM OFF と TO OFF の様に、これらのコマンドの使用を止めます。
REFREPEXCLUDE http://your.site.com/*は、「リンク元URLレポート」からあなたの内部のリンク元を除外します。しかし、このコマンドでは、内部のリンク元は、「不成功リンク元レポート」、「リンク先レポート」、等からは除外されません。( これを実行するには、FAILREFEXCLUDE、 REFSITEEXCLUDE 等が必要です。) REFEXCLUDE コマンドと同様に、これらのリンク元があっても、ログファイルの他の解析は妨げられません。また、REFREPEXCLUDE は、レポートの最後の行の "残り" にリンク元を含みます。
これらのコマンド群の全部の一覧は以下の通りです。REQINCLUDE と REQEXCLUDE; REDIRINCLUDE と REDIREXCLUDE; FAILINCLUDE と FAILEXCLUDE; TYPEINCLUDE と TYPEEXCLUDE; DIRINCLUDE と DIREXCLUDE; HOSTREPINCLUDE と HOSTREPEXCLUDE; DOMINCLUDE と DOMEXCLUDE; ORGINCLUDE と ORGEXCLUDE; REFREPINCLUDE と REFREPEXCLUDE; REFSITEINCLUDE と REFSITEEXCLUDE; SEARCHQUERYINCLUDE と SEARCHQUERYEXCLUDE; SEARCHWORDINCLUDE と SEARCHWORDEXCLUDE; REDIRREFINCLUDE と REDIRREFEXCLUDE; FAILREFINCLUDE と FAILREFEXCLUDE; BROWSUMINCLUDE と BROWSUMEXCLUDE; FULLBROWINCLUDE と FULLBROWEXCLUDE; OSINCLUDE と OSEXCLUDE; VHOSTREPINCLUDE と VHOSTREPEXCLUDE; USERREPINCLUDE と USERREPEXCLUDE; と FAILUSERINCLUDE と FAILUSEREXCLUDE。もし、出力の別名 を使用しているときには、包含と除外は、別名を付ける前の名前に適用されます。
適切な INCLUDE と EXCLUDE コマンド内で、象徴的な言葉 pages を使うこともできる。非常によく使われるコマンド
REQINCLUDE pagesは、リクエストレポート中のページだけを含めるようにする。
PAGEINCLUDE *.ps,*.ps.gz PAGEEXCLUDE sret1.html(即ち、ポストスクリプトファイルと gzip で圧縮されたポストスクリプトファイルがページとみなされるが、sret1.html はページとはならない。)