最初に、以前触れた全ての analog 変数の現在の設定を、一覧するためのオプションを思い出してください。この一覧を得るためには、コマンドラインに単に -settings と付けるか、他のコマンドと一緒に PRINTVARS ON を環境設定ファイルの一つに書くけば良い。すると analog は、通常の様に起動する代わりに、設定の一覧を出力してくれる。
DEBUG ON全てのデバッグ情報が得られる。(そして、DEBUG OFF は全てオフにする。)ある範囲のデバッグ情報のみを得ることもできる。その範囲とは、以下で与えられる。
DEBUG FS"ファイルのオープンとクローズの情報" を与え、"各ログファイルの終了時の全体概要" も与えるが、他のどんなデバッグもしない。デバッグ情報の各行は、コード文字で表されている。また以下の指定もできる。
DEBUG +CDこの指定は、既にあるデバッグの範囲に C と D を付け加え、
DEBUG -CDは、これらの2個の種類を取り除く。
このコマンドに対するコマンドラインでの省略形がある。+V (ON に対して)、-V (OFF に対して)、+VFS (FS のオプションを正確に選択するために)、+V+FS (これらのオプションを追加するために)、そして +V-FS (これらを取り除くために)を使用してください。
C による出力は、2行にわたっている。最初の行は、異常を起こしたログファイルの行を示している。2行目は、analog が見つけた問題の行を示している。(この行は、いつもではないが通常、実際の問題がある場所である。)実際、出力の各 "行" は、画面上では1行以上にわたっており、もしあなたがログファイルの異常行を見つけようとするなら、それを注意深く考慮しなければならない。
WARNINGS には、コマンドラインで実行するやり方があり、+q、-q、+q<options>、+q+<options>、または +q-<options> のように書きます。
PROGRESSFREQ 20000 # 例こう書くと、analog は、ログファイルを20,000行読むたびに小さなメッセージを出力します。これは、プログラムが実際に止まってしまったのか、あるいは(もっとありうることとして)何らかの理由(DNS lookup を使っているため)でのろくなってしまっただけであるかを判断するのに便利である。
ERRFILE newfileもしこれを行うと、analog は、あなたが見失わないようにメッセージの出力先を変えるという注意をする。標準のエラーに戻すには、以下を使う。
ERRFILE stderrERRFILE コマンドは、そのファイルの以前の内容を削除する。(従って、同じ ERRFILE コマンドを2回使わないようにしなさい。さもないと、メッセージを失うでしょう!)
ERRLINELENGTH 0は、無限の画面幅を指定する。