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Analog のレポート
この章は、analog の全てのレポートとそれらを制御する主なコマンドを要約します。これらのコマンドについての詳細は、以下を参照してください。
時間レポート,
他のレポート,
階層的レポート
各レポートで勘定されるものについての詳細については、
Analog の定義 を見て下さい。
統計開始日時:1998年9月24日(木)13時48分.
解析期間:1998年9月16日(水)09時52分 〜 1998年9月21日(月)02時04分 (4.7 日).
レポートの始めの2行はプログラムを起動した日付とプログラムからデータを取り込んだ日付を示しています。
(括弧の中の数字は、1998年9月24日(木)13時48分からの7日間を参考にしています)
成功したリクエスト件数: 79,646 (48,947)
上記の日別平均: 17,036 (6,992)
ホームページへの成功したリクエスト件数: 31,138 (18,689)
上記の日別平均: 6,660 (2,669)
リクエストエラー件数: 9,008 (6,378)
リダイレクトされたリクエスト件数: 344 (235)
異なるファイルへのリクエスト件数: 8,180 (2,884)
異なるホストからのリクエスト件数: 6,640 (4,991)
壊れたログファイルの行数: 2
転送データ量: 976.92 Mバイト (627.06 Mバイト)
上記の日別平均: 208.96 Mバイト (89.58 Mバイト)
「全体の概要」は、分析されたデータの全体的な統計を表します。最も重要なのは、リクエスト 数 (グラフィックを含んだダウンロードされたファイルの合計数); ページ別リクエスト 数 (あなたのサイト上にある種々のページ数); 異なるホスト 数 (異なるコンピュータからのリクエスト数); そしてバイト単位の 転送されたデータ 量です。個々の行が正確に何を意味するかは、Analog の定義 の章を見てください。
括弧内の数字は、このレポートの先頭で表された7日間での値を表しており、もし TO コマンドがあったなら、それは TO 時刻以前の7日間を表しており、もしコマンドがないのならば、レポートの起動日以前の7日間を表しています。
サイトへの訪問者数またはあなたが訪問した数を見つけることができないとき、そしてそれができるといわれているどのプログラムも信じないときは、このことについて議論した どのようにして Web が動作するか を参照して下さい。
GENERAL コマンドを使ってこのレポートを出力したり、削除したりすることができます。LASTSEVEN コマンドを使い、最後の7日間の数字を含んだり除いたりすることができます。あなたの設定した他のオプションによって、上記の出力は少し異なる行を与えるかもしれません。
1単位 (
) は 800
ページへのリクエスト あるいはその値未満を表す.
週の始めの日: リクエスト数: ページ数:
---------: -----: -----:
1998年 9月13日: 69614: 25277:
1998年 9月20日: 10032: 5861:
最も混雑した週(次の日から1週間):1998年 9月13日 (26,654 ページへのリクエスト)
これらのレポートは各時間帯の中でのリクエスト数を示しています。またこれらのレポートのどの時間帯が最も混んでいたのかを示しています。
適切な ON または OFF コマンドを使うことで各レポートを含むか、含まないかを制御することができます。COLS コマンドを使うことで、どの列を表示するかを制御することができます。GRAPH コマンドを使うことで、棒グラフと "最も混んでいる" 利用量がどれなのかを制御することができます。ROWS コマンドを使うことで、表示する行数を決めることができます。BACK コマンドによって、時間に関して行の前後を表示することができます。BARSTYLE コマンドを使へば、棒グラフに使われている図を変えることができます。
1単位(
)は 150
ページへのリクエスト あるいはその値未満を表す.
日: リクエスト数: ページ数:
--: ------------: -------:
日: 2031: 1193:
月: 8001: 4668:
火: 0: 0:
水: 13934: 5915: 
その他
これらのレポートは、レポートの最上部で与えた時間帯での、その週の曜日別、またはその日の時間別の合計リクエスト数を表していています(平均ではなく,または最後の週、最後の日だけの数字でもありません)。
適切な ON または OFF コマンドを使えば、各レポートを含むか含まないかを制御することができます。COLS コマンドを使えば、どの列を記述するかを制御することができます。GRAPH コマンドを使えば、棒グラフをどの計測に対して使うかを制御することができます。BARSTYLE コマンドを使えば、棒グラフを使った画像を変えることができます。
リクエスト数によって始めの5つのファイルがリストされ、リクエスト数によって整列されます。
リクエスト数: バイト数の割合(%): 最終アクセス時刻: ファイル
------------: --------------------: -----------------------: --------
4123: 2.29%: 1998年 9月21日 01時:57分: /~sret1/analog/
3064: 0.15%: 1998年 9月21日 01時:54分: /~sret1/analog/analogo.gif
1737: 0.01%: 1998年 9月21日 01時:53分: /~sret1/images/bar1.gif
1692: 0.01%: 1998年 9月21日 01時:53分: /~sret1/images/bar16.gif
1685: 0.01%: 1998年 9月21日 01時:53分: /~sret1/images/bar8.gif
67345: 97.54%: 1998年 9月21日 02時:04分: [残り: 8,175 ファイル]
その他の全てのレポートはかなりお互いが似ています。以下はそのリストです。もし用語のいくつかに慣れていないときには、Analog の定義 の章を見て下さい。
- ホストレポートは、あなたの側からファイルをダウンロードした全ての コンピュータ をリストします。
- ドメインレポートは、どの 国 からそれらのコンピュータがアクセスしているかのリストです。(もし "未解読 IP アドレス数値" しか与えられていないときには、FAQ を見て下さい)
- 組織別レポートは、コンピュータが登録された 組織 (会社、機関、ISP 等)を表そうと 試みます。
- リクエストレポート(上記の例)は、どの ファイル がダウンロードされたか表します。
- ディレクトリレポートは、どの ディレクトリ にこれらのファイルが由来しているかを表します。
- ファイル種類別レポートは、これらの ファイルの種類 (実際は、拡張子) を表しています。
- ファイルサイズレポートは サイズ によってファイルを分類します。
- 処理時間レポートは、各ファイルを処理する 時間 を表しています。
- リダイレクションレポートは、リダイレクションの結果として出てきたファイル名を表します。
- 失敗したリクエストレポートは、エラーを生じたファイル名を表します。
- リンク元URLレポートは、あなたのファイルに リンクした ページを示します。
- リンク元サイトレポートは、リンク元が動作しているサイトを表します。
- 検索結果レポートと検索語レポートは、あなたのサイトを見つけようとして使っている 検索用語 (あなたが適切な SEARCHENGINE コマンドを使っているとして)を表しています。
- リダイレクトされたリンク元URLレポートは、リダイレクションを引き起こしたリンク元を表しています。
- 失敗したリンク元URLレポートは、本質的に 途切れたリンク のレポートです。
- ブラウザーレポートは、使われている ブラウザー の詳細なバージョンを表しており、ブラウザーの概要は、ベンダー(製造者)毎にそれらを収集しています。
- OS レポートは、ブラウザーの種類が分かる訪問者の OS を表します。
- 仮想ホスト レポートと ユーザ レポートは、言わずもがなです。
- 失敗したユーザレポートは、エラーを起こしたユーザーを表しています。
- ステータスコードレポートは、それぞれの HTTP 状態コード の数値を表しています。
あなたがこれら全てのレポートを得ることができるかどうかは、ログファイルに記録されている情報に依存しています。
いつも通り、適切な ON または OFF コマンドを使って、それぞれのレポートを含むかどうかを制御することができます。
COLS コマンドによって、どの列を表示するかを制御することができます。
SORTBYコマンドによって、レポートのデータの並べ方を変えることができます。
FLOORコマンドによって、何項を表示するかを制御することができます。
出力用の INCLUDE と EXCLUDE コマンドを使って、個々の項を含んだり除外したりすることができます。
OUTPUTALIAS コマンドを使って、レポートの中の項の名前を変えることができます。
最下段の "示されていない" 行は、レポートに対して FLOOR 以上に十分なデータ転送量が得られなかった場合と、あからさまに EXCLUDE (除外)された場合の数を表している。
例えばこのドメインレポートのように、大部分のレポートは階層構造を持っています:
始めの5個のドメインが示され、リクエスト数によってデータが並べられています。
順位: リクエスト数: バイト数の割合(%): ドメイン
----: ------------: --------------------: --------
1: 13243: 16.23%: .com (Commercial)
: 1262: 1.26%: aol.com
2: 11783: 25.64%: .jp (Japan)
: 9592: 22.19%: ad.jp
: 1043: 1.97%: co.jp
3: 10073: 11.62%: .net (Network)
: 1926: 1.71%: uu.net
4: 9657: 13.31%: [未解決アドレス]
5: 7388: 8.04%: .uk (United Kingdom)
: 5792: 5.74%: ac.uk
: 1510: 1.99%: co.uk
: 18502: 25.16%: [残り: 82 ドメイン]
SUB コマンド群によって下層に示された項を制御することができます。
下層のためのsub-SORTBY と
sub-FLOOR コマンドも別々にあります。(リクエストレポートのようないくつかのレポートでは、ARGSSORTBY と ARGSFLOOR と呼ばれています。)
注意すべきは、下層は常にその層の親と共に表示されるので、それらはデータの並べ替えを守らないことです。また下層は、リストされた項目の総数には勘定されず、従って1列目で分かるように、上記の例では5つのドメインしか表示されません。(この理由で、N 列 は階層的レポートでは特に役に立ちます。)
リクエストレポートでどのファイルがリンクされるかは、LINKINCLUDE と LINKEXCLUDE コマンドによって制御され、さまざまなリンク元レポートでどのファイルがリンクされるかは、REFLINKINCLUDE と REFLINKEXCLUDE コマンドによって制御されます。リクエストレポートでのリンクは BASEURL コマンドによっても影響を受けます。
レポート製作ソフト analog3.90beta2/Unix.
解析時間: 8 秒.
レポートの最後で、どの analog のバージョンがレポートを生成したかということと、解析した時間が分かる。
Stephen Turner
analogについての質問はメーリングリストに参加して下さい。
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