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前のバージョンからのアップグレード
この章は、analog の古いバージョンで存在したが、その後変化するか廃止したコマンドの一覧を表している。ここでは、また同じ入力が異なる出力する理由も示しています。このバージョンの新しい特徴は このバージョンの特徴 の章で示されています。
- 今や セキュリティ上の理由から analog を
CGI プログラムとして起動しないこと、あるいはあなたの CGI プログラムと
一緒のディレクトリに入れないことが推奨されています。
- 「ブラウザーの概要」中の各ブラウザー名は、今では主なバージョン番号で、
次にマイナーバージョン番号でソートされている。そのため、
SUBBROW */* は、今では主バージョン番号のみを表示する。
全てのマイナーバージョン番号を得るためには、SUBBROW */*.*
と書く必要がある。
- PAGEWIDTH は、
HTMLPAGEWIDTH と
ASCIIPAGEWIDTH で置き換え
られた。
- PRINTVARS は、
SETTINGS と名称変更された。
- フォームインタフェースは、全面的に書き直され、anlgform.html の
古い版は、このバージョンでは動作しません。
- 「ブラウザーの概要」は、今や MSIE、Opera と WebTV ブラウザーを前よりは
良く判別するようになりました。このため前のバージョンと出力が異なります。
- RAWBYTES OFF を使うことで、今ではバイトの一覧では、例えば、
48,832 kbytes ではなく、47.68 Mbytes と表示します。これが混乱を少なく
するはずです。
- DNS ファイル では、時間に関する新しいプログラミング
を行いました。その影響は数時間のみなので、私は特別な準備をしませんでした。
その影響で、DNSGOODHOURS と
DNSBADHOURS が、DNS ファイル中のエントリ
(新しいエントリは除く)に対して数時間動作しないかもしれません。
- 大部分の言語は、このベータ版では動きませんが、バージョン4では、
再び新版が付け加えられるでしょう。(言語ファイルは、配布版に含まれますが、
多くの英語の文字列を含みます。)
- images ディレクトリ中には、新しい画像ファイルがあり、それらを
あなたの web ディレクトリに移動させなくてはならないでしょう。
- Mac 版では、もし analog のアイコン上に環境設定ファイルをドラッグする
なら、同時にではなく、初期環境設定ファイルの代わりにそれを使います。
- コンピュータが読み込み可能な出力書式 中の
L7 の行、これ以降最近の7日間を勘定し始める時間、を
E7、最近の7日間の終わる時間、によって置き換えます。
これは他の出力方式と整合性を持たせるためです。
- またコンピュータが読み込み可能な出力中で、層とそのレポート用の
SORTBY を報告する新しい行があります。バージョン 3.11 と
それ以前では存在せず、3.2 では層だけが報告されたが、
SORTBYがありません。
- %R (Mac 流のファイル名)は LOGFORMAT では廃止
され、その代わりに簡素な %r だけが使われています。
- 以前のキャッシュファイルと同じように、CACHEOUTFILE を
セットすることはもはや許されません。
- common log format とそれに関連した書式の定義を、3.11 と 3.2 の間で、
そして再度 3.2 と3.3 の間で変えました。このため出力に違いが起きる
かもしれませんが、違いは最小に抑えられています。
- 特別な項目を含まない行は、INCLUDE と EXCLUDE
コマンドで適切に動きます。例えば、ある行だけを見つけるために
INCLUDE を使うと、その種の項目を含まない行は勘定されないが、
以前は勘定されていた。このため、以前のバージョンに比較して結果の行は
少なくなっている。
- 私はやむを得ず、NetPresenz のログのサポートを止めました。これはしばらく
の間うまく働かず、NetPresenz のユーザ達には、間違った結果を与える恐れ
があるため analog の新しいバージョンを使用しないように助言してきました。
残念ながら、修正をするためには文章全体の解析コードを完全に新しく書き直す
必要があり、それは直ぐにはできないことです。従って、私の助言は以前と同じ
です。バージョン 2.11 を使い続けるか、または (もっと良い方法)
ログファイルを analog が安全に扱える書式に事前処理をしておいてください。
- 英語のドメインファイルは、domains.tab から
ukdom.tab に名称変更しました。
- Windows 上でフォームインタフェースを使うなら、analog の実行ファイルを
\Program Files\analog\analog.exe ではなく、
\analog\analog.exe に格納する必要があります。
- LOGFORMAT MICROSOFT は、
LOGFORMAT MICROSOFT-NA と LOGFORMAT MICROSOFT-INT
で置き換えられた。それに LOGFORMAT NETPRESENZ に対しても
同様な置き換えがなされた。
- 以前のバージョンとこのバージョンの結果の間では細かい矛盾は起こり得ます。
というのも、文法の解析コードが変わったからですが、しかしそのような相違は
非常に小さいはずです。しかしながら、...
- もし REFEXCLUDE または BROWEXCLUDE を使っていたなら、
恐らくそれらの代わりに、今は
REFREPEXCLUDE または
BROWREPEXCLUDE を
必要とするでしょう。即ち、以前に含まれていた多くの行を除外するでしょう。
- 以前のバージョンが解析できたログファイルを、今度のバージョンでは自動的に
解析できないことがあり得ます。というのも、ログファイルが宣言された通りの
書式であるかどうかをもっと注意深く調べるからです。もしもそういった場合には、
LOGFORMAT コマンドを使う必要が
あります。
- 過大な要望がない限り、近似的なホスト数の勘定は止めました。
- 最近7日間の新ホスト数の勘定は廃止しました。これはどのくらい古い
ログファイルをあなたが解析しているかに依存するため、非常に紛らわしい。
- エラーレポートは (ERROR、ERRLOG
それに ERRMINOCCS も一緒に) 廃止されました。
このバージョンの特徴 を参照の事。
- BROWLOG と REFLOG のコマンドも廃止されました。
その代わりに、単に LOGFILE
を使ってください。
- HASHSIZE コマンドも廃止されました。analog は、現在
ハッシュテーブルの大きさそのものを使います。
- MINREQS とそれに似たオプションは、
FLOOR で置き換えられました。
- あいまいさをなくす為に、エイリアスの左辺に一つだけ * を
書くことが許されるようになりました。
- ログの型の自動判断は、行単位からファイル単位に変更しました。
- ISPAGE は、今や
PAGEINCLUDE
と呼ばれています。
- WITHARGS と REFWITHARGS は、今や
ARGSINCLUDE と
REFARGSINCLUDE
と呼ばれています。
- MONTHLYBACK は、今や MONTHBACK と呼ばれています。
- FULLHOSTS は、今や単に HOST と呼ばれています。
- LOGOURL は、今や LOGO と呼ばれています。
- UNIT コマンドは廃止されました。これらはあまり有用では
ありませんでしたし、時刻レポートの棒グラフの異なる表示の際にも、
意味がありませんでした。単位は今や常に、自動的に選択されます。
- DIRLEVEL は廃止されました。その理由は、
SUBDIR
コマンドがより一般的であるからです。その代わりに、SUBDIR */*
かそれに相当するものを使ってください。
- ドメインファイル には、コメントは許されません。
これが問題となるとは私は思いません。
- GRAPHICAL は廃止されました。代わりに、GRAPH
コマンドと共に小文字を使ってください。
- NUMLOOKUP は、DNS に、
それに DNSFRESHHOURS は、
DNSGOODHOURS と DNSBADHOURS
に置き換えられました。
- 以前のバージョンの DNS キャッシュファイルは、このバージョンと互換性は
ありません。
- 「リクエストレポート」中で、列に PAGES をあるいは、
SORTBY とか FLOOR を使うことはできません。
REQINCLUDE pages を代わりに使ってください。
- - を none と同義に使うことは、例えば、
HOSTURL とかで、廃止されました。
- 以前のバージョンからの以下のコマンドラインの引数は、廃止され、
それらの多くは、今や別の意味を持っています: 7、
l、n、p、s、u、
v、w。 ( -v は、
-settings に置き換えられました。) 他の文字も
バージョン 1.2 から変更されました。
- ログファイル等のファイル名は、スラッシュを用いた Unix 形式ではなく、
バックスラッシュ(¥)を用いた DOS 形式で与えるべきである。
- *ONLY と *IGNORE の代わりに、
*INCLUDE と
*EXCLUDE を使ってください。
- *FLOOR コマンドの文法が変わりました。
- *SORTBY BYREQUESTS あるいは BYBYTES の代わりに、
*SORTBY REQUESTS または BYTES
を使ってください。
Stephen Turner
analog についての質問は analog-help の
メーリングリスト を読んでください。
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